北欧ダダイスト

スウェーデン留学ログ

②コソヴォ共和国・プリシュティナ

今回はベオグラードプリシュティナで入国したけど、逆ルートのプリシュティナベオグラードセルビア側から入国拒否を受ける可能性が高いのでおすすめしません。


セルビア側がそもそもコソヴォを国だと思っていないから入国出国の辻褄が合わなくなるってことですね。コソヴォを国として認めている周辺国に行っちゃえば大丈夫という訳です。

 

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国境で待たされます

 

というわけで、パスポート審査3回を経てコソヴォに入国しました。国境でだいぶ待たされるって聞いてたけど、今回は40分くらいで割とすんなり入れた。

 

バスを降りると何もない
この時深夜3時


こういった長距離バスに乗った後は「タクシー乗らないか?!」ていう声かけがあっていつもは無視してるんだけど、今回ばかりはタクシーしか手段がないから仕方なく乗り込んだ

 

結局ぼったくりもなくホテルに到着

なんだけど肝心のホテルが開いてない。。
24時間受付って書いてあったのにどういうことなんですかねえ

 

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辛いでしょこの感じ

 

しかもプリシュティナは盆地なので6月でも朝は7℃とかで北欧並みに寒い。友達は島唄聞いて耐えていた。

 

 

後で聞いてわかったんだけど、

①ここの管理人=ウィードのディーラー

②だいたい毎日ウィード吸って夜更かし

③夜明け前に寝る

 

 

いやいや

ばかやろう

失業率30%って考えたらこれは貴重なジョブだろうよ

 

朝の5時になってやっと管理人が起き、なんとか野宿せずに済んだ。

 

 

翌朝


今回はありがたいことに友達の知り合いのコソヴォ人の親戚さんが市内を案内してくださるということで、昼頃から彼らと散歩を開始

 

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ホテルから見える中心街の景色

 

昼でも長袖。心地よい。

 

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バルカンの喧噪感

 

写真から少しは伝わると思うけど、ヨーロッパっていうより東南アジア感。

排気ガスと声の大きい市民ってことね

 

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ガタガタ

 

おじさん達と長いこと話しながら散歩してたんだけど、やっぱり政治の話がほとんど。どれだけコソボ建国の経緯に正当性があるのか、なぜ私たちは西洋諸国と日本が大好きなのか、そんな話をしていたら「仕事があるから帰らねば」って言っておじさん達は帰っていきました。ありがとう。


ちなみに日本はコソヴォ建国後に教育支援をしていたから、愛日らしいです

 

昼はバルカンでおなじみのケバブ

うまーって食ってたんだけど、胃腸が壊滅的に弱いもんで案の定腹を下し、トイレへ。

紙、ありませんでした。。

 

まあ旅してたらこういうことってあるよね。。

治安が悪いとか人間がガサツだとか、そんなのはあんまり気にならないんだけど、トイレだけはしっかりしてもらわないとその国に対する評価が著しく下がるんですよ

 

 

結局事なきを得て、散歩を再開。

まず適当に見当たった博物館に入った。

でもここの博物館、展示物に一切の説明がない。

 

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つまり放置プレイ

 

「世の中に事実はなく、解釈のみが存在する」
ということです

ああ哲学

 


あとプリシュティナで有名なNEWBORNモニュメントにも

 

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あれ

 

NとWがぶっ倒れてた
これだと何が何だかわからない

 

この上の会場で結構大規模なブックフェアが開催されてて、唯一興味を持ったコソヴォの地図を買いました(1ユーロ)

 


それで、この近くに悪名高い

 

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ビルクリントン像が立っていました。

向かいの石碑にはとにかくありがとうありがとうと書かれていた。


こんなに堂々とされたらセルビアが黙ってはいないですよね

 

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これは許せる

 

町中の信号機にこういうステッカーが貼ってある。青信号は一番まともな部類で、赤信号とかには「セルビア製の商品はボイコットしろ」だの「セルビア人は殺せ」だの強烈な反セ感情がダダ漏れしてた。

 

 

最後に、こちらも悪名高いプリシュティナ大学の図書館

 

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その理由は見ての通りセンスのかけらもないデザイン

全体像はもっとひどい。レゴで作ったウニみたいな感じだった。

 

一応中も入ってみた

 

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はーいアメリカ

 

エントランスからアメリカ色が強すぎ。わざわざ一番目の通るところにアメリカルームですよ。感謝してもしきれないんですとばかりに。 

上層階言ったらNATOルームとかもあって油断がない。

 

ちなみに内装のデザイン、外装といい勝負でダサかった。。

 

 

 

 

この後バスに乗ってグラチャニツァっていう場所にも行ったんだけど、それは別記で

 

ホテルに帰る途中、さっきのセンター街で何か準備してるのを見かけた。

 

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お兄さんがカーペットをどるぅぅって敷いて俺の足にヒットした

 

なーんだろねこれ~なんて話てて、数時間後

 

 

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ハア?!

 

自己決定党っていう、極右政党の演説会でした。よく見ると掲げてる旗がアルバニア国旗なんですよね。コソヴォアイデンティティで最たるもの。

 

この日の翌々日が選挙日だったこともあって、集会に集まってた人たちはまじで殺気だってた。

友達と現場に潜ってみたんだけど、この国にこんな人間住んでたっけというレベルの人混みで大変だった。

 

とにかく衝撃が強すぎて終わりまで見てた。

 

 

 

 

以上、コソヴォプリシュティナの表層旅行記でした。この国はまじで住んでみなきゃ語る資格ないよ。ただ、現地に行く価値は大いにあり。

 

セルビアとの領土問題の根源となってるコソボ・グラチャニツァについての旅行記については次回。。

 

 

 

Sota

 

 

グラチャニツァ編

southernsverige.hatenablog.com