北欧ダダイスト

スウェーデン留学ログ

欧州V字の旅①セルビア・ベオグラード

スウェーデンからそのまま日本に帰るのはもったいないので一ヵ月弱ヨーロッパを回ってきた。

マイナー国も結構行ったので情報共有できればなと

 

ちなみに予算はトータルで5万円ほど(ヨーロッパ-日本間の航空券抜き)

5万?

よく考えたら普通の生活費と変わんない

奨学金もらってなかったらそもそも計画すらしてなかったと思うけど

これでも何とか死なずに帰ってきました

 

で、行った国はというと

 

スウェーデン(出発)→セルビアコソヴォマケドニアユーゴスラビアアルバニアギリシャ→イタリア&バチカン→スイス→フランス→イギリス(終点)

 

の10ヵ国。ヨーロッパ周遊って言ってるけど前半の国はマイナー過ぎて一般的にはアフリカあたりにあると思われてるでしょう

 

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 V字ルート

 

バルカン半島の国はだいたい1日1カ国、西洋諸国からはひとつの国4日くらいで回った。

まあ正直日数足りないけど学生はこんなもんでいいんです

 

備忘録として1カ国目から書いていきます

では

 

 

1カ国目セルビア

スウェーデンで「帰国のチケット取った?」て聞かれて「セルビア行きの取ったよ」て説明するの毎回面倒だった。クエスチョンマーク過多で返答に困るというね

バルカン半島に異常な興味を持っていた時期があって、その頃同じ大学の子と一緒にじゃバルカン行こう!と約束したので、今回のヨーロッパ周遊はバルカンからのスタート。

 

友達と空港で待ち合わせて市内までバスで向かう。バスは運転手に地図さして行先確認したほうがいいと思う。英語で質問したらセルビア語で返されたし、日本語で質問したらセルビア語で返された。ちなみにバス運賃はカード不可なので空港にある24h自動の両替機で300ディナール(=約324円)確保しておきましょう

 

市内には着いたものの、肝心のホテルが見つからない。色んな人に聞いたけどまず英語通じない人はいないしみんな親切に協力してくださる。

ひとりすごく親身に協力してくれたお兄ちゃんがいて、自分たちにいろいろ質問してきた。なんでセルビア来た?って質問も当然。スウェーデンで平和学専攻してて旧ユーゴ圏の国、特にセルビアコソボは今も対立が残ってるから現状を見に行ってみたいっていう理由で来た。

ていうのをそのお兄ちゃんにいったら

 

"Sorry you study in vain (それは勉強しても意味ないよ)"

 

と言われました。笑 ここの国にいたらそう思うのが普通だろう

 

結局深夜1時までふらふらしてホテルが見つかった。スウェーデンにはほとんどなかったんだけど、原因はヨーロッパ特有の極小インターホンてやつです。ビルの入り口にその棟のインターホンが密集してるんだけど、小さ過ぎて4回ぐらい通り過ぎて見逃してた。初日から野宿(ベルリンで体験済み)は今回なくてよかった。

 

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コミュニストモーニング

 

スウェーデンからいきなりセルビアに来たから、とにかくギャップが凄まじい。

国民性に関してはヨーロッパの国の中でこの二国が一番真逆なんじゃないかってくらい。昨日のフライトも乗客のほとんどがセルビア人で、飛行時間2時間強皆んなずっと喋ってた。ランディングで大喝采。これはスウェーデンではまずありえない感じ

 

翌朝、ベオグラード市内を歩きます

 

ホテルから人通りの多い方に進むと、よくわからんでっかい噴水がある。そこでずっと "Belgrade~ Ah Belgrade~" という音楽が流れてた。これが、セルビアコソヴォで嫌といいほど目にする愛国心の片鱗を初めて見た瞬間

 

初の正教会系の教会に行きます

その名も聖サワ大聖堂

名前がじわる

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スウェーデンの福音ルーテル派の教会とはほとんど別物。まずこんなに装飾ない。

 

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次にNATO空爆ビルに向かう

 

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割と人通りの多いところにありました

 

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どういった意図で残してるのか詳しくは知らないけど、自分が悪かったからこうなったと思ってたらすぐ撤去してるはず

 

ちなみにNATO軍がベオグラードを爆撃したのが正しい判断だったとは全然思えない

元々の攻撃理由からどんどんかけ離れて民間人まで巻き込んでいく流れはイラク戦争と似てる

セルビアの肩を持つわけじゃないけどセルビア100%の悪者にするのはNATO軍の間違い

 

自分の世代より上の人達はこの紛争を経験しているわけで、そう考えるとほんと最近に起きたことなんだなと

 

 

中心街に向かいます

 

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バルカンの程よい喧噪感

 

実はベオグラード、あのアテネ・ローマと並ぶヨーロッパの古都らしい。全然知られてないけど。

だから中心街に行くと歴史ある結構綺麗な街並み

 

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ここは東京でいう大田区あたりでしょうか

 

写真撮りすぎるのが嫌いだからあんま残ってないけど

結構歩いてて楽しい感じ

 

歩くの疲れたしとりあえずタバコ買おかということで、300ディナールで手に入れました。スウェーデンの1/3の値段。ちなみにクオリティはクソで3本に1本はカビのせいで煙が途中で止まります。寿命を縮めたい方は是非セルビアまで

 

 

最後にベオグラード一番の名所、要塞に

 

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まじかよ顔平たいよみたいな

 

バルカンはまじでアジア系がいないから通りすがりに結構ガン見される

 

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物騒なコントラスト

 

要塞の中には中世の拷問器具博物館もありました。行こうとしたら友達が拒否の顔をしていたので今回はパスです

 

景色もいいし

趣味の悪い展示物も多いのでおすすめです

 

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旧ユーゴ時代の名残 名付けて共産スター

 

ベオグラードはこの日一日だけの観光

だが

案の定時間が余ったので何かないか探し回る

 

ありました、セルビア歴史博物館。テキトーに入ってみる

第一次世界大戦の内容が多めで、個人的にインパクトを受けたのが

 

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これが本当のチル・アウト

 

この方

有名なアーティストらしくて、この博物館が全面バックアップしてフィーチャーしていました。むしろ歴史云々よりこの人の作品の方が多かったかも

 

作風は写真のとおりで、近未来的わけわかめなのが大半

奥のほうに行くとR指定みたいなものが大量にありました。性と暴力が混合している感じ。これを博物館がサポートってすげえ国だな。。

西洋とか東洋からは絶対生まれてこないような感性っていうか、ユーゴスラビア社会主義連邦を経験したからこそこの作風になったという雰囲気(形容できないけど)

 

今回の滞在で一番インパクトを受けた場所でした

 

 

 

夕方、コソヴォに向かうためのバス券を買いに行きます。 ベオグラードからプリシュティナ間が2020ディナール(=2184円)。悪くない。

 

バス売り場の目の前にある噂の売春婦公園にはラマダン中のムスリムが集まってた。ニーハオ!て。こんにちはな。

 

バスの時間まで川沿いでチルします。

 

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綺麗だった。

貧乏旅だけど金じゃないこういう時間が贅沢なんです

 

半酔いの状態でプリシュティナ行きのバスへ乗り込みます

このとき21:30。到着は朝の3:00というがっつり深夜バスです。

 

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乗客はほとんどアルバニア系(コソヴォ人) そして異様に浮く日本人ふたり

 

いよいよコソヴォへ、、、

 

 

 

 

Sota