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北欧ダダイスト

スウェーデン留学ログ

ストックホルムテロ事件 情報・意見まとめ

スウェーデン

4月7日午後2時53分、スウェーデンストックホルムの中心街でテロと思われる事件が発生しました。

現段階では事件に関して不明な点が残るものの、犯人と思われる人物2名が逮捕されました。

 

以下は個人でメディア・Twitter等による事件に関する情報・意見をまとめたものです(4月9日PM15:00現在)

  

 

 

犯行に関する情報

 

BBC

 A British man was one of the four people killed in the Stockholm lorry attack, along with two Swedes and one Belgian, police in Sweden have said

-BBC News 

Stockholm attack: British man confirmed among victims - BBC News

 

死者4名、負傷者15名はテロ事件としてはスウェーデン史上最悪の被害者数。犠牲者4人のうちスウェーデン人が2人、イギリス人が1人、ベルギー人が1人でした。 

 

 

 

容疑者は尋問に対して全く口を開こうとしないため、現段階ではまだ不明な点が多く残ります。

 

 

現段階でイスラム過激派組織ISからの犯行声明はありません。

しかし犯人のSNSでの言動から、イスラム過激派へ傾倒していたという可能性は高いとのことです。

 

上記の容疑者に加えて、もう一人の容疑者がストックホルム北部で逮捕されました。

二人には何らかの関係があるとの情報がありますが、確証は得られていません。

スウェーデンの首都ストックホルムでテロ 犯人とみられる男2人逮捕 - ライブドアニュース


加えて、事故直後に一部のメディアでは「数カ所で発砲音」などと報じていましたが、現在はどのメディアも発砲事件に関しては言及していません。デマ情報の可能性が高いです。

 

 

 

事故現場

事故現場のDrottningattanというストリートは町の中心部ということもあり、人通りが多い場所です。

犯人はトラックでこのストリートを南方向に700m走行し、デパートÅhlénに突っ込みました。

 

 

このDrottningattanというストリートは特例を除き、通常は車の走行を禁止しています。

ストリート店の防犯カメラにトラックが暴走している様子が映り込んでいました。

 

 

歩行者専用道路で出す車の速度ではないため、確信犯との見方が有力です。

 

 

 

不審物の発見

www.bbc.com

 

調査による結果、トラック内に爆弾と思われる不審物が発見されました。

「トラック内に通常あるべきでない物」と発表されていますが、現段階では爆弾とは断定できないため、不審物の精密検査を行って検証していく予定です。

*一部メディアでは爆弾だと断定して報道しています

 

 

 

事件による影響

スウェーデン国内に限らず、隣国の北欧諸国でも主要エリアでの厳重警備が始まりました。

 

The country's (Norway) police will be carrying weapons until further notice in the main cities as well as Oslo airport.

-Daily Express, UK 

Stockholm terror attack - Norway police to be armed in wake of events | World | News | Express.co.uk

 

通常北欧諸国の警察は銃を携帯することはありませんが、ノルウェーでは国内の主要都市・空港で武装警備することを発表しました。

 

隣国フィンランドでも、首都ヘルシンキでのセキュリティーレベルを引き上げ、巡査する警察官の数を増やしました。

 

そして事故の翌日(土曜日)

www.aljazeera.com

 

ノルウェーの首都オスロの商業街で爆発物のようなものが見つかったとして容疑者を逮捕しました。

不審物は専門施設で解除され、幸運にも被害者は出ませんでした。

ストックホルムの事件との関連性は不明ですが、北欧諸国での無差別攻撃はこれからも起こりうる事であり、更なる厳重警備が必要です。

 

 

 

意見・その他の情報

 

2010年ストックホルム爆破事件 - Wikipedia

(補足)スウェーデンでのテロは今回が初めてではなく、2010年には北欧初の自爆テロ事件に次ぎ2度目。(今回のテロとほぼ同じ場所)

 

 

 

 

 

 

国王からの声明も発表されました

 

2017年に入ってからも、欧州でのテロは頻発しています。

最近では3月22日にロンドン、4月3日にサンクトペテルブルクで死傷者を伴う事件が発生しています。

今回のスウェーデンでのテロは、欧州でのテロはどこででも起こりうるという事実を示す事件となってしまいました。事実、スウェーデン人の中には今回の事件に対して「テロが起きるのは時間の問題だった」と冷静に捉えている人も多くいます。

また、おそらく欧州で多発するテロ事件を「対岸の火事」としてしか捉えない日本人も多くいると思います。日本でテロが発生する可能性は欧州に比べて低いと予測されますが、それを逆手に取って攻撃を仕掛けてくる可能性も否定できません。グローバル化した現代社会で起きている問題は、例え遠い国のことであっても対岸の火事として他人事にはできません。

 

残念ながら、無差別攻撃に対して絶対的に安心な対処法はありません。

では、頻発するテロに対して私たちは何をすればいいのか。

 

 

重要なことは、「テロに決して屈しない」という姿勢を、断固として守り抜くことです。テロを恐れてしまっては、彼らの思惑通りです。私たちの結束力はテロなんかで崩壊するものではない、あなたたちが勝つことはこの先決してない。この姿勢を彼らに示すことが必要です。

 

今回の事件で犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします。

 

 

Sota

*不適切な情報・最新の情報があればお知らせください