北欧ダダイスト

スウェーデン留学ログ

クリスマスと、クリスマス的な何か

暖冬なのか、今夜はスウェーデンでも8℃もある。ヨーロッパではホワイトクリスマスが普通なんだろうって思っていたから、少し拍子抜けだった。しかも北欧で。

 

この2日間、イブとクリスマスでした。(周知

なんとなーく過ごした2日間だったけど、クリスマスを通して文化背景の違い、国民間での溝をひしひしと感じた。

 

スウェーデンに来てもう4ヵ月

だが気付いていないことはまだまだ多い。。

 

 

クリスマスとChristmas

 

海外で過ごすクリスマスは初めてで、しかもここスウェーデンキリスト教国。

普段は平穏なスウェーデンも今日ばかりは結構派手にやってくれるんだろう!

って考えて街へ出かけた結果

 

人が

いないよ

どうした

 

普段よりもだいぶ少ない。店もほとんど閉まってる。クリスマスに人影が消えるってどうゆう現象なの。

別にクリスマスに乗り気じゃない国民性、ってわけでもなくて、12月に入ってからは街に屋台が来たりイベントが多かったり、盛り上がりは見せていた。

 

んー。

ここで気づいた

日本の「クリスマス」とキリスト教国の「Christmas」って、完全に別物じゃん(知識の発見ではなく体感としての発見)

 

比較的都会出身の自分から見れば、クリスマスとは東京のイルミネーションへと繰り出しカップルが溢れんばかりのストリートを闊歩する、的なイベントだと思っていた。

ヨーロッパでのクリスマスはそんなイルミネーション合戦じゃなくて、家族と過ごす日なんだよ~、ってことはもちろん知っていたんですけど。どうも知っていることと理解することは同じようで、全く別物なようです。完全に日本のクリスマス観から抜け出せてなかったことに気付いた。

 

普段より街が殺伐としていたのは、皆家族と過ごしているからなのか。

あれだけ盛り上がりを見せていたのに、クリスマス当日はこんなにも静かになるのか。。。

 

代わりに、昼間はトランクケースを持った人たちが多く歩いていた。地元へ帰るか、帰ってきた人たちだろう。

クリスマス帽をかぶってるばあちゃんがいてファンキーだった。

 

日本でいう正月の三箇日みたいな感じなのかな。ヨーロッパでは新年を盛大に祝うことはしないみたいだしね。

 

 

非クリスチャン(移民)にとってのクリスマスとは

 

イブに静まった街を歩いていると、何かぶんぶん鳴っているのが聞こえてきた。

他の場所では本当に誰も歩いていなかったから、どうしたんだろうと思ってその場に行ってみる

行ってみるとそこは少し大きめの駐車場で、ぶんぶん鳴っていたのは車のエンジン、クラクション、爆音ミュージック、雄叫び、等々。

正直スウェーデンでこんな景色は見たことがなかったから、何か事件でもあったのかって思ってた。

クリスチャンが聖夜にハメを外すなんてことはないだろう。。って思いながら、遠くから観察してみた。

そこではしゃいでいたのは、非白人(非スウェーデン系)の若者だった。

 

日本人の多くも非クリスチャンだけど、なんだかんだクリスマスはひとつのイベントとして楽しんでいる。海外の文化を自分たちなりに解釈して、それを新たな文化として確立していくという日本人の精神は、未だ健在してる。渋谷ハロウィンもその証拠。

 

対して、スウェーデンに住む移民・難民の多くはイスラム教国出身で、日本人のように他宗教のイベントに便乗するなんてことは、おそらくない。

そんな彼らが聖夜に何をするんだろう。何をするのかを実際に見て初めて、そんな疑問が後から浮かんできた。

 

イブに見た光景だけで判断するのは若干気が早いけど、一応は理にかなった現象なのかな、って思う。

 

 

 

 

 

非クリスチャンの人達は、12/24の夜、それなりに楽しんでる。ただそれは、クリスマスとは無縁。

キリスト教が国教であり皆がクリスマスを祝う中、少数派の他宗教信者は何をすればいいのか。

 

肩身が狭すぎるよ。そりゃバカ騒ぎもするだろう。

クリスマスに限らず、移民や難民が本当の意味でスウェーデン人になっていないと感じる場面は多い。

スウェーデン人と移民との溝はまだ深いな、って思うと悲しくなる

 

 

こんな感じのクリスマスでした。終始ひとり。笑

これもこれでいいかな

 

こんなことを客観視している自分が、一番の部外者だっていうことも、強く感じた。

地球上のだいたいどこに行っても、自分がマジョリティーになる環境なんてほとんどないんだな。

 

ああもうクリスマス関係なくなってきた

ということで

メリークリスマス(あと52分)

 

 

Sota