北欧ダダイスト

スウェーデン留学ログ

生徒の8割が難民の高校を訪問

Hej, Sotaです

治安が悪い説➁はまた後々します


10月は秋のど真ん中ですが
日本はまだ25度を超える日が続きそう
こっちは徐々に晴天日が減っていき、10度超えてたら嬉しいなあという

今朝外に出た時は持っていた最厚の服でもギブでした。そろそろNorth Faceあたりでまともなの買わないと

 

今日は朝早くから、市内にある "Växjö Praktiska Gymnasium" に行ってきました。ここは高校なんだけど、名前からも少しわかる通り専門学校みたいな所。

スウェーデンの高校は、いわゆる「大学準備のための高校」と「専門知識習得・実践のための高校」に大きく二分されるらしい。今回訪問したのは後者

今回はこの高校で教員をしているOさんに、授業の見学を勧められて訪問することになった。
しかも、最初の1限分は自分たちで日本のことを紹介するプレゼンをしてもいいよと言われる。これはいい機会

 

朝8:00頃学校に到着

第一印象は高校というより都内オフィスみたいな雰囲気。学校自体は割と小さいんだけど、北欧デザインはやっぱり健在で、どこを切り取っても洗練された北欧らしさが溢れてる

羨ましく思ったのは学校での食事システム
スウェーデンの高校では基本的に昼食が無料!しかも、この高校は朝早く来れば朝食もタダ。生徒は朝からFikaしてた。そりゃー北欧人あんなに大きくなるわ


学校の一階にはワークショップもあった。懐かしい技術室みたいな感じで、ここで専攻の生徒が作業してるらしい。そんでこれハウルの動く城を彷彿させる

 

少し校内の見学して、授業が始まった。

人数は10人。
そしてその中で難民として生活している生徒が9人、1人はディスレクシアを抱えている

 

事前に聞いていたんだけど、この学校に来る80%の生徒が、母国で生じている政治的問題や紛争が理由でスウェーデンへ移住した、難民。

ここVäxjöはストックホルムヨーテボリみたいな大都市ではないけど、難民として暮らしいてる人は多い。
Oさん曰く、Växjö市内に住んでいる難民の出身国でおそらく1番多いのはソマリア。他にはアフガニスタンイラクパレスチナ出身の人が多い。

 

今回見学させてもらったクラスも、ほぼみんな上記国の出身だった。
高校生といっても、やはりそれぞれバックグラウンドが異なるため、年齢も16歳から20歳と違う。


今回自分たちが見学させてもらったのは英語の授業、1から3限まで。
まずは自分たちが日本の事、スウェーデンとの違う所をプレゼン。最初は集中力のなかった子も、徐々に異国ニッポンに興味を持ってくれた。

 

 

その後の1,2限は生徒たちと小グループに分かれて、英語でフリートーク

聞いてみると、スウェーデンに移住したのが8年前の生徒もいれば、2年しか経ってない生徒も。みんなに共通していたことは、スウェーデン語は流暢だけど、英語はまだ1,2年しか学習してないこと。それでも結構喋れるんだけどね、これは不思議

 

2限が終わり、アフガンの生徒が卓球しようとみんなを誘っていった。

国際試合めっさ楽しかったわ〜
スポーツはほんと言語の壁関係ないね

 

ラストの3限
自分たちのプレゼンを踏まえて、日本とスウェーデン、母国との違う所、同じ所をリストアップ。みんな英語があまり話せないにも関わらず、積極的に使っている。普通に見えて、これって本当に難しい。日本には英語ができるできる人ですら、英語を使うことに臆病で消極的になっている人が多い。英語を使わなくても大丈夫な環境があるからこうなったんだけどね。

 

ディスカッションの途中、アフガンの生徒が日本に興味を持ったのかどうなのか

「日本の女のコってどうやって落とせばいいの?!」

と聞いてくる。最初の自己紹介から女の子大好きですって言うような、終始そんな調子で面白くて、気配りもできるナイスガイだった。

 

 


リストアップも終えて、グループの担当になった中部ソマリア出身の男子生徒と、将来の夢を話した

ソマリアからスウェーデンに移住したのはやはり国内情勢の不安定から。専攻はビジネスで、スウェーデンの大学に行きたいと言っていた。

 

 

じゃあ大学卒業後はスウェーデンで働くの?
と聞くと

「いや、ソマリアに戻って働きたいんだ」
と楽しそうに話していた

 

 

色々と質問してみたけど、彼は母国のソマリアに対して悲観的じゃなかった。唯一言っていた不満は一年中暑過ぎることだけ。

将来ソマリアに戻ってビジネスをしたいと志しているのは、やっぱり祖国のことが好きだからなんだろうな。


そんな事を話しているうちに授業が終わって、みんなで食堂に。
ここでも他のアフガン出身の生徒と食事をした。やはりさっきの生徒は日本の女のコを落としたいらしいので
「ダイスキ」
を覚えてもらった。そんですぐ活用してたし、悪用すんなよ。笑

ここで生徒とお別れ、それぞれみんな家に帰っていった

 

 

 


何か勘違いがあったのかもしれない
ここにいた生徒の多くは、子供の頃から想像できないくらいの酷い経験をしてきてる。だから、クラスの雰囲気とか、母国について質問することとか、不安で抵抗があった。

でも実際、そんな事は全然感じなかったし。そんな抵抗を持ってたのは完全に忘れてた。

過去に母国での辛い経験があって、今スウェーデンで精一杯頑張っている。

みんなの生きていく姿勢に、自分の不甲斐無さを感じつつも、元気を貰った。見習っていかないとな。

 

今回の学校訪問、行って良かったなあ。Oさんありがとう
また訪問しよう。。

 


ではでは
風邪ひかないように


Sota