北欧ダダイスト

スウェーデン留学ログ

北欧の無政府主義たち、クリスチャニア自由国

二日間デンマークコペンハーゲンに用があったので、帰り際に噂のクリスチャニアに寄って行きました。あまり時間がなかったので、ほんとうにささっと

 

クリスチャニアは首都コペンハーゲンにある一地区なんですが、地区というよりは自治国のような扱いの場所。

 

場所はここ!

 

人魚姫・チボリ公園といった有名スポットからすぐ近く

 

クリスチャニアの住人たちは「ここは独立国だ!」と言い張っています。もちろん国内外から建国は承認されていません。いわゆるミクロネーションという部類に入ります。

でも、クリスチャニアは国旗もあるし、国歌もあるし、住民も1000人弱いるし、、、

他のミクロネーションとは違って結構本格的の様子。

 

更に自治国としての独自規則も作ってます。

幾つかあるけど、一番有名なのがここではマリファナが合法ということ。一方、デンマーク王国としてはマリファナは違法。

いかにクリスチャニアが独自路線を行っているのかがわかりますね

 

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クリスチャニアの国旗 写真: Wikipedia

 

では、なぜデンマークの首都圏にこんなミクロネーションができのか。ざっくり説明するとこんな歴史をたどっています(Wiki: En&Jpn参照)

 

もともと国軍の保有

第二次世界大戦後にだんだん使われなくなり、廃墟となる

近所の人々「子供たちの遊び場にしよう!!」

フェンスをぶっ壊して

建国

ヒッピー、不法居住者が自由を求めて移住してくる

 

彼らは国家の権威を忌み嫌い移住してきた無政府主義者たち。

 

 

1971年9月26日の建国の際、建国者たちによって以下のような宣言がされました。

 

"Christiania's objedtive is to create a self-governing society, whereby each and every individual can thrive under the responsibility for the entire community..."

 

 (クリスチャニアの目標とは、皆がコミュニティーへの責任を持ち、その誰もが繁栄できる自治社会を創ることである。)

参照: http://www.bygst.dk/english/knowledge/christiania/history-of-the-christiania-area/?AspxAutoDetectCookieSupport=1

 

 

つまり、究極の自由を求め続けたデンマーク人達が、自分たちの手で桃源郷を作っちゃおうと不法占拠したのがこのクリスチャニア建国の始まり。

 

とういうわけで、結構アウトローな場所なんですよね。

リベラルな北欧の社会からこういったミクロネーションが生まれた事自体が特殊だし、今現在も勝手に独立したクリスチャニアが政府に潰されてないってどういうこと?て不思議に思った。

 

ということで、クリスチャニア、行ってみました!

 

 

 

現地レポ

 

スタート地点のコペン中央駅から既に携帯の充電が切れそうという出オチ

仕方なく地図なしでクリスチャニア探しを始めることに(真似しないで。笑

 

一応事前に大雑把な場所は把握して来たつもりだったけど、結果そこそこ迷う

 

クリスチャンハウンに入るまでは分かりやすいんだけど、そこから先は記憶の中の地図だけで進めそうにない、、、

 

そこで

「ぽそう」な雰囲気の方角にアンテナを張り

色々な人の後をつけ

 

 

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着きました!

結局中央駅から1時間近く経っていた、、、

地図があったらコペンハーゲン中央駅から20分くらいで着く距離かな

地図なくても最悪、ぽそうな人をつけていればすぐわかります。推奨しないけど。

 

いよいよクリスチャニアに入ってみることにしたんですが

 

クリスチャニアのルール、もうひとつ有名なのが「写真撮影禁止」というもの。

クリスチャニア、区内は全域写真撮影禁止です。つまり視覚的にお届けできるものがない。

 

こういった機密エリア(飛田新地等)での情報は錯綜しやすいので、盛ることはせず、見たままの光景を

言葉だけで説明します。写真撮りたかった、、

 

まず、入ってすぐのところにお土産店のようなものが数店舗。

お土産店で販売されているのはクリスチャニアブランドのTシャツだとか、ヒッピーテイストな置物(ガネーシャ等々

 

そこから更に数メートル歩いたところに

ありました、、、

 

最初に目に飛び込んできたのは、パラソル付きの小さな机の上でハシシ(大麻樹脂)を販売している屋台。

 

その向かい側ではハシシ以外のバラエティに富んだ大麻を販売する屋台。

 

更にその角を曲がったところに3、4の屋台が並んでる。

 

という調子で、半径20-30mの範囲に10店舗くらいのマリファナ屋台がありました。

 

一応Wikiには「2004年までは大麻が合法だった」って書いてあるんだよね。

2017年2月現在、あいも変わらず販売していました。合法だったってことはデンマーク政府から認められてたってことか?

 

 

大麻店舗群を抜けると、野外レストランのような空間で皆んながくつろいでいた。50人くらい?夜の時間帯でも結構多い。

 

更にその奥に建物があって、こちらは雨風しのぎながら吸えますよ、みたいな空間。思いっきり「Drug Free Zone」って書いてあったし

 

と、ここまでがクリスチャニアのメインストリート。突き当たりを左に進むと居住空間なんだけど、街灯も少なく話しかけられても困るので、行かず。

 

 

国としては大麻は禁止だから、陰でこそこそ販売しているのかな〜って想像していたから、実際の光景を見て、笑った。

全く悪びれる様子もなく、売ってる、買ってる、吸ってる。

しかも、その光景を観光客が比較的容易に目の当たりにできるってうのが衝撃。大麻目的の観光客ももちろんいたけど、お荷物いっぱいのマダム達も見学に来ていた。

違法なマリファナ屋台の前を通り過ぎてゆく高齢マダム達。何このコントラスト、、、

 

 

自分は今回見学に来ただけなので大麻は買いませんでした。親からの仕送りでマリファナ買うとか、そんなことは絶対したくない、、

 

買いはしなかったけど、一応屋台に近づいてみました。

 

店舗1 野外の屋台

少し近づくと、屋台の売人が声をかけて来た。たぶん20代

「Do you want some weed?」と。ここで売っていたのはウィード(草の状態の大麻)。買うつもりはないが値段を聞いてみると「200DKK for 3g」とのことで、日本円にすると3グラム3200円くらい。

それは高いね〜って言ったら、1.5グラム100DKKでもいいよ!って返された。

自分は完全に観光客の出で立ちだったのに、すごく親切に答えてくれた。

スウェーデンの通貨しか持ってないんだ〜って言ったら、「あそこに両替所があるよ!」とかね。

ごめん、買う気はないんだけど。笑

 

店舗2 屋内

屋台じゃないところでも売っていた。建物の中に入ると、おじさんが3人くらい立ってて

「ハシシ?ウィード?」と聞いてくる。

(買う気はないけど)「ジョイントってここでは見かけないけど売ってるの?」と聞くと、あるよあるよ〜と気さくに答えた。

このためにDKKに両替なんてしてこなかったので、ごめん通貨持っていないんだ〜というと、「いいよいいよ大丈夫!」と優しい。

 (ちなみにクレジットカードは使えるか聞いたらもちろんアウトですと)

 

 

ここにきて時間が無くなる。スウェーデン行きの電車が迫る。

名残惜しいけど、、、さよならクリスチャニア・・・!

 

 

といった感じのクリスチャニアでした。

滞在時間は10分くらいだったから表層的な事しかわからなかった。

 

はっきりと言えることは、大麻売買はバリバリの現役でした。クリスチャニアではデンマーク憲法をガン無視しています。

その割に、治安はそこまで悪くない。夜は治安が悪いから近づかないほうがいいという声も聞いていたけど、ルールを守っていればまず大丈夫だと思います。

 

そして、ただのアウトローな人たちの集まりでは決してないということ。

クリスチャニアの住人たちは、ただ自分たちの理想とする自由を求めているだけなんでしょう。マリファナが吸えるというのも、彼らなりの自由を求めた結果。

売人の人たちは、観光客の自分にも優しく受け答えしてくれた。違憲行為をしていても、やっぱり根は温厚な北欧の人だなんだな〜と実感。

 

デンマークの人たちは彼らをどう思っているかというと、彼らのおかげでむしろマリファナが国内各地に流通することがなくなるなどといった理由で、おおむね好意的。

 

しかし、政府とクリスチャニアとの対立は今だ続いています。最近では2016年の8月31日(この一週間前にコペン行ってた)、マリファナを運んでいたと思われる人物がいきなり警察官と市民に向かって発砲し、その後の撃ち合いで警官が一人亡くなっています。

自由を求めて建国したものの、その存在により不幸になる人達がいることも事実です。完全な否定はされていないけど、完全な肯定も今のところはあり得ない。

 

 充実した福祉制度、リベラルな国策、平等主義の社会。こういった北欧の進んだ社会からも、やはりひずみは生まれるものです。

しかし、取るべき行動はそのようなひずみを真っ先に排除しようとすることではなく

事の原因を理解し、あくまで彼らの価値観を最大限に尊重すること。

建国の経緯だけをみれば「はぁ?」と理解不能にすら思えるクリスチャニアが、建国から40年経った今も完全排除がなされていないのは、価値観を広く認めようとするデンマーク政府の努力があってのことだと思います。

 

 

今回はただ現状を見たままに書いただけです。面白がって話を盛る気はないです。

クリスチャニアで論争となるのは、国の存在そのものよりも、大麻がアリかナシかといった法的な話だという感じを受けるけど、大麻規制・緩和論についてはまた別で書きたいと思います。

 

 

 

以上、クリスチャニアでした

興味のある方は行ってみてください、世界は広いです

 

 

Sota

Duolingoでフランス語を始める・・・!

毎日ゆるーい感じの過ごし方もいいんだけど、ストレスフリーすぎても身体に毒だしちょっと頭使うことをするくらいが自分にとっては丁度いいので、毎日できるだけ自主的な勉強をすることに

 

最近勉強しているのは、フランス語(略してフラ語・・!)

 

一応第二外国語スウェーデン語にしたい(願望)ので、フラ語は第三になる予定

受験の時は英語が一番の得点源だったけど、まあそれだけ必死に勉強していたからであって決してもともと語学が得意だったわけでもなく、スウェーデン留学が決まるまで他語学の習得に全く興味がわかなかった。

語学なんてただのツールだからまず先に他のスキルを身に着けないと!て思ってた

 

 

ですがですが

今自分は平和・開発学を専攻していて、将来的にもこの分野に携わりたいなと考え中

この前、この分野で働くことってどんなもんだろうと色々国際協力機関について調べた結果

 

「国際協力機関において、第二・三外国語は超重要」、ということが共通していた

 

開発分野では発展途上国の抱える問題を解決していくことが主な活動で、その発展途上国がアフリカに集中しているのが実情

19世紀のヨーロッパ諸国による帝国主義政策の影響で、アフリカでは欧州言語が浸透するようになってゆき

その結果

 

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写真: Wikipedia

 

英語・フランス語等の欧州言語が公用語となる国が多くなった、ということ

 

悲しいけど一度消えてしまった文化はそう簡単に戻らない

仕方ないけど、少しでもアフリカとの距離を縮めるには欧州言語を習得していく必要があるな、ということ

 

アフリカに限らず他の地域でも使われている言語だし、一般教養としても勉強のしがいがある言葉だと考えて、数ある選択肢の中からフランス語を選んだ。

 

 

 

で、その学習方法なんですが、学生でお金もないので、

無料で語学学習ができるDuolingoというアプリを使ってます。

 

www.duolingo.com

 

このDuolingo

無料でいいの?っていうくらい内容も指導も充実していて

これがあれば基礎的なことは全部学習できるんじゃないかなって思ってる

 

PC版だとこんな感じで

 

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自分がどれだけ継続して学習できているかのグラフが確認できたり

今まで覚えた単語がどれほど定着しているのか一目で確認できたり

 

オンライン教材ならではの長所も多く、モチベーションが続く

 

これで無料はありがたすぎる!てかありがとう!!

 

 

 

 

自分は去年末にフラ語を始めて、最近やっとレベル7になった。

レベル7がどのくらいの進捗かというと

 

全体の約20%・・・!

 

結構やりこんだって思ってたけど、フラ語習得までの道のりはまだまだ長いのな

てか長すぎる、、

 

でも、久々の言語学習にそこそこ楽しいって思ってるから、今回は継続できそう。

将来のためだーって言いながら始めたフラ語だけど、勉強していくうちにその奥深さとかそういったものに気づいてく。

言語学習の大きな醍醐味だと思うのは、言語によって世界の切り取り方が違うっていうこと。

その言語のフィルターを通した世界を見られるだけで、語学習得には意味があると思う

 

目指すはフラ語の習得と同時にフランス的世界観を習得すること

 

って言うとカッコいい

 

以上

わら

 

 

Sota

これぞリベラル。ペニス博物館に行ってきた@アイスランド

歳をとると、知らず知らずのうちに思考パターンが固まっていくらしい。

よく自分の価値観だけですべてを押し通そうとする人っているけど、周りの人からしたらただの迷惑だよね。ひとりひとり考え方は違うんだからお互いの価値観を尊重しないと

 

そういう意味で自分を持っているだとか、芯があるっていうのは、怖くもある。悪く言えば頭の中がゴリゴリに固まってるっていうことだしね。

「若いうちに色々経験しとけ」っていう文句は、「今自分が持っている価値観は常に疑い、破壊し続けろ」っていうことだと思ってる。

 

 

なんてくそまじめに書いたけど

アイスランドにあった博物館が面白かったので紹介したいだけです

 

1月にアイスランド共和国に行ったわけなんですが

その首都レイキャビクには「ペニス博物館 (The Icelandic Phallological Museum)」というアバンギャルドな博物館があります。

最近メディアでよく紹介されてるから知名度はある程度あるんじゃないかな

 

その名のとおり、世界中のペニスがこの博物館に集結しているわけです。

この先写真をばんばん載せていくので見たくない人は閲覧お控え下さい。。

 

まず、この博物館がある場所なんですが

 

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ここらです。

博物館の斜め左上にあるHverfisgataという通りがレイキャビクのメインストリートで、その端から歩いてすぐのところ。

つまり堂々と都心にあるわけです。なんという勇ましさ

 

 基本的に無休で、営業時間は10時~18時。

入場料は1500ISKなので、現在のレートで約1540円ですね。アイスランドでは頭の中で通貨換算しなくても大丈夫なので便利です。ちなみにカード払いもできます。

 

 

 

では現地の様子を

 

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はい。入口はこんなんです。この写真は控えめだけど、外からもペニスの主張が激しい。まずこの付近まできて博物館を見失うことはないと思うので安心して下さい

 

 

中に入ると

 

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笑。

石が巧みに置かれてますね

博物館っていうくらいだから結構まじめな場所だと思ってたけど、このオブジェを目にして疑いが入る

 

受付には職員の方がひとりいただけ。

朝早い時間帯に行ったのであまり混んでおらず、すいすい支払いを済ませる。

博物館に関する資料集みたいなものも閲覧中に利用できます。

 

 

ということで閲覧スタート

 

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おそらく魚類

 

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これもおそらく魚類

 

まず、その量に圧倒される。

 

魚類、犬、小動物、馬、、、

展示してるペニスの幅に本気度を感じる。

ゲシュタルト崩壊しそう

 

でも、ずっと見てると案外慣れてくるもんですね。いや慣れたらまずな

 

 

そして

博物館には実物のサンプルだけではなく

 

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大き目のテレフォンがあったり

 

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ボギーしそうなゴルフクラブがあったり

 

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飼育していたり

 

 

ペニスにまつわる芸術作品(なのかは知らないけど)が展示されてます。

これはこれで清々しいし、芸術として昇華させていることにまず尊敬

 

見どころが多くて刺激的な博物館ですが

個人的に一番長居したのは

 

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書物コーナー。

ペニスまたはエロに関する本が閲覧できます。写真で見ているのはエロ百科事典。

世界中の同性婚の法律についてだとか、AVの歴史だとか、西洋と東洋のエロに関するとらえたかの違いだとか、興味深い内容に満ち溢れた。

 

ドンキホーテの18禁エリアは背徳感たっぷりだけど

ここはエロ百科事典を真剣に読んでいたところで変な目で見られることはない・・・!

 

つまり

相当長居しました

 

二人で百科事典面白いな~って夢中になってたら、館内のお客さん完全に入れ替わってました

 

 

まあ、立ち回りに疲れたらここで休憩するのがおすすめです。珍しい本が展示されていて面白いですよ。

 

 

そして、この博物館の中で最大級に目をひくオブジェクト

それは

 

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クジラ。

でかすぎ。大きいものだったら2m超えそうな勢い。

 

インスタで#PhallologicalMuseumと検索するとまず皆さんこの巨根の前で写真撮ってます。という自分も撮りました。ホットスポットです。

 

ちなみに人間と他の動物のものを比較したグラフがあったんだけど、人間はまじで小さいです。どういうことなんですかね

 

 

 

 

といった感じのペニス博物館です!

実は、人間のペニスも展示してあります。さすがに写真は挙げられません。笑

 

 

以前から興味があった博物館なので、実際に足を運ぶことができてよかったです。

 

まあまず日本でこの博物館を開くことになったら反対勢力の数が半端じゃないだろうと思いました。この博物館の運営が実現できているということは、それだけ性に関してオープンな国なんでしょう。

 

あの読み込んだエロ百科事典にも日本と中国についての章がありました。

そのタイトルは

 

"Forbidden Zone (禁じられた場所) - China and Japan" 

 

中国や日本では、性に関することはタブーに近い存在にあるということでしょうか。

日本は経済的に見れば、先進国。

でも、国全体を見渡したときに、日本は本当に先進国って言えるでしょうか

 

LGBTsへの理解と法律改正、風俗経営に関しての曖昧な線引き、etc.

人権分野・男女平等で見れば、日本は完全に「発展途上国」です。別に、先進国にしては、という訳ではなく。世界的に見て、遅れています。

 

正直、日本にいるうちは全くそんなことは感じませんでした。論文や本で遅れを示すデータが出ていても、この日本が遅れているわけがない、と実感がわかなかったし信じてもいませんでした。一度日本を離れて客観的になっていなければ、ずっとこのままその遅れに気が付かなかったかもしれない。

 

今回アイスランドに滞在したことで、色々と常識なるものが破壊されていきました。

特にこのペニス博物館、その内容もさることながら、この博物館を受け入れているアイスランド国民の寛容さに敬服します。

その設立と運営そのものから、本当の先進国たるものの姿が見えてくると思います。

 

ほんとうに世界は広いです。

アイスランドに来た際は、ぜひペニス博物館に立ち寄ってみてください!

 

 

 

 

Sota

 

映画「君の名は。」と、海外生活で気がついた日本語の美しさ

スウェーデンの上映会で、映画「君の名は。」、見ました。ううこれは素晴らしい。アニメ映画に対する偏見が完全に消えた。

グラフィックもRADWIMPSもストーリーも、妥協を一切感じないクオリティーで、それらが相まって、映画としての爆発的な威力を発していました。

 

少しネタバレになるかもわかんないので、映画観ていない人は是非、映画館へ

 

www.youtube.com

 

東京、その対極にある田舎の風景、どちらも美しすぎるくらいの描写。自分は都会にも田舎にも住んだことがあって、映画中の風景描写をみて故郷へのノスタルジアがモーレツに湧いてきた。

ストーリーももちろんだけど、この映画を見終わって一番感じたことは、

 

日本帰りて

でした。笑

 

ここまで高いクオリティーの映画ができた背景って、もちろん新海監督とそのスタッフさん方が素晴らしいからなんだけど、その彼らを生んだ日本の「土台」みたいなものがあると思うんだよね。

 

あああ抽象的すぎる。。

 

世界的に見ても日本はアニメの聖地であり、最大輸出国。1億を超える人口、高い技術力が生み出した、新しい文化(もしくは複合文化)

そんなフィルターを通して「君の名は」を見ると、日本っていいな。。って思ってくる。サブカルチャーに全力を注げられる国って、日本以外に見たことない

 

 

技術的な面での感動はもちろん、作中で強く感じたのは、日本・日本語の美しさ。

 新海誠監督は大学で国文学を専攻していただけあって、昔言葉・短歌が作中のキーワードになることも

 

この映画で重要なキーワードになるのが、「黄昏時」ということば

黄昏時は、昼でも夜でもない、日が沈んでいく時間のこと。

映画中にも何度か形を変えて出てくる。そしてこの「黄昏時(片割れ時)」が、ストーリー展開において非常に重要な意味を持ってくる。

もともとは「誰そ彼」という言葉であり、あたりが暗くなりはじめ、「あなたは誰ですか」、と聞く時間という意味。(君の名は・・・!)

 

この成り立ち

美しい。。。

 

作品を見終わって色々調べていくうちに、作中のキーワードに託されていた意味、その伏線が明らかになっていって、鳥肌が止まらなかった。。

 

(C) 2016「君の名は。」製作委員会

 

 

 

また、新海監督は2013年に「言の葉の庭」という映画を作成していて

この映画でも、ある短歌がキーワードになって物語が進んでいく。

 

www.youtube.com

 

冒頭で見知らぬ女性が主人公の男子高校生に、短歌を残していく

「鳴神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」

 

この短歌は、奈良時代万葉集から引用なんだけど、

男子高校生は全く何のことだかわからない様子

 

。。。物語の後半、紆余曲折を経て、男子高校生がこの歌に対する返歌を読む

「鳴神の 少し響みて 降らずとも 我は留まらむ 妹し留めば」

 

現代語訳は敢えて書かないでおくけど。。

万葉集は今から1000年以上に書かれたものだけど、当時の人も現代人も、同じような感覚を持っているんだなという事に気が付いて引用したらしい。さすが国文学専攻なだけあって、視点が面白いな

 

歌集としては、7,8世紀に纏められた万葉集は世界最古だそう

この後の時代に登場してくる紫式部清少納言の作品も、現代まで読み継がれている。

世界的に見ても、当時これ程発展した文学はほとんどなかったそうで、当時の日本文学のレベルの高さがうかがえる

 

 

 

ちょっとガラパゴス的なこの国の歴史が、この日本語の奥ゆかしさを生んだのかなって思う。

一歩踏み出したら外国という訳でもなく、完全に離島で他の文化の影響を受けない、という訳でもなく。絶妙な日本の地理的条件が、美しい日本・日本語を形成していったんだろう

 

 

 

 

少し切り口が変わるけど、スウェーデンに来てから強く思うことも

留学に来てから、他の国の言語を学ぶ機会も多くて、お互いの言葉を教え合うことも

大体友達同士で言語を教えるときって、結局、下ネタか罵倒用語に走ってる。笑

下ネタはまあ万国共通で、語彙に関してもそれほど差はない

 

問題は、罵倒用語に関して。

 

例えば、英語圏で罵倒用語の代表格と言ったら、「F*ck you」ですよね。

この単語、日本語に訳せますか?

 

これらのフレーズ、翻訳はできます。失せろ、とか。

ただ、「日本語」としては、訳せない。直訳したら、「あなたと性交する」だからね。

 

不思議と、中国語、スウェーデン語なんかは、このフレーズに相当することばはあるそう。日本語ではなんていうの?って聞かれると、相当するものがないことに気づく。

他にも英語・中国語なんかの罵倒用語は色々教わったけど、いざ日本語で教える番になると、ボキャブラリーがない。他の言語に比べて、罵倒用語が圧倒的に少ない。

 

ここでも、日本語って美しいなって感じた。もちろん他の言語を卑下しているわけではく、あくまでも事実として、日本語には罵倒用語が少ないということへの感想。

 

 

 

日本を離れて生活を始めてから今日で半年、ホームシックにはなってないけど、今まで気が付かなかった日本の良さに、心惹かれるようになった。

君の名は。」を観てから、完全にその傾向が加速してる、、

 

先人達が大切に受け継ぎ、形成してきた美しい日本語。映画を見て再発見できた。

日本人であることが、本当に誇りですな。

 

 

Sota

瞑想の会に参加してみる

「成功者はみんな、~をしてる!」「一日三分の~で人生が変わる!」

っていうフレーズは何か、脅迫概念みたいなものを感じてすごく嫌い。

だけど「瞑想」に関しては、こういうフレーズに含まれていると、まあそうでしょうね、と納得できる。

 

ぼーっとしているだけでも、人間の頭の中は雑念・煩悩諸々で落ち着く時間がない。

意識的に「何も考えない」ことで、頭の中をすっきりさせ、集中力をあげて自律神経を癒そうというのが瞑想。

 

地元の大聖堂のサイトを見ると、瞑想の会なるものを発見。週に一回で、参加は無料。

大学生なんか煩悩によって成り立っているようなものだから瞑想は必要でしょうということで、参加してきた。

 

ここの大聖堂はなんだかんだ10回くらい来てるかもな

大聖堂に着くとその中に小さな部屋があって、みんな椅子か腰掛か床に座っている。おそらく自分以外は全員スウェーデン人、年齢層は基本高め

 

あれ、これって場違い・・!

 

と感じつつも、瞑想の会が始まった

瞑想の前にインストラクションがあって、みんなそれにそって不思議なウゴキをしていたけど、全部スウェーデン語での説明のため何をやっているのか理解できず(当然)、自分も見様見真似で不思議なウゴキをしてみる。

 

 

結局あのウゴキは何だったのか

わからないけど、いよいよここから20分 x 2回で瞑想開始

 

スタート

 

瞑想中って本来何も考えちゃいけないから、この時間を思い出せるのはそれはそれで問題なんだけど笑

 

何も考えないってとてつもなくハードルが高い行為で、夢を見るときみたいに色んなところから色んなものがアホみたいに湧き出てくる

 

日本に帰ったら何しよう

そういえばあいつ既読無視しやがったな

晩ごはん何作ろう

 

・・・・。

 

あああ煩悩あああ

 

 

で、一回目終了

難しすぎる。むしろ普段より頭フルに動いてなかったか?

なぜかこの後、超スローなウゴキで部屋を一周回る。そして元の場所に戻る。

これは何だったんだ(2回目

 

一段落して、2回目がスタート

 

この時のことはあまり思い出せない!いいこと!

 

で、2回目終了

 割とうまくいってよかった。逆に一回目の雑念の多さが半端なかったのか。

 

瞑想の後に劇的な変化があったわけではないけど、積み重ねていったらSteve Jobsみたいになるんだろう

 

近所で週に一回瞑想、これも習慣に取り入れていこうか

続けば。。

 

 

Sota